手作りベイブレードとは?紙やペットボトルキャップで作る手回しコマのこと
手作りベイブレードとは、紙やペットボトルのキャップ、割りばし、タコ糸、セロハンテープといった身近な材料を使って自分で作る手回しコマのことです。市販のベイブレードのようにベイブレードバーストの公式ルールで対戦するものではなく、紙を丸めて軸を作り、手で回して遊ぶ工作寄りのホビーです。学校の友達同士で作り方を教え合ったり、放課後等デイサービスや家庭で工作あそびとして取り組まれたりと、子どもを中心に広がっています。
結論から言うと、手作りベイブレードは「紙とテープだけで作れる簡単バージョン」と「ペットボトルキャップと割りばしを使う発展バージョン」の2通りが代表的です。どちらも特別な工具は必要なく、4歳頃から挑戦できるのが魅力。本記事では作り方、よく回すコツ、遊び方、注意点までを順番に紹介します。
手作りベイブレードが人気の理由と市販品との違い
手作りベイブレードが支持される理由は、なんといってもコストの低さと自由度の高さです。広告紙や模造紙、白紙、はさみ、セロハンテープ、マジック、色鉛筆があれば、その日のうちに遊べます。本物のベイブレードバーストを買いそろえるとなるとそれなりの出費になりますが、手作りなら材料費はほぼゼロ。失敗してもすぐ作り直せるので、工作が苦手な子でも気軽に挑戦できます。
一方で、市販のベイブレード スタジアムを使った公式ルールの対戦とは回転の持続時間や威力がまったく異なります。手作りベイブレードは「勝敗を競う」よりも「どうすればよく回るかを試行錯誤する」遊びだと考えると、期待値のズレが起きにくくなります。実際、作った子の感想でも「あんまり回らないけど、簡単に作れるからおもしろい」「テープをどんどん貼りつけるのが楽しい」といった声が中心です。
手作りベイブレードの作り方①紙とセロハンテープで作る基本バージョン
準備する物
用意するのは、紙(広告・模造紙など)、白紙、はさみ、セロハンテープ、マジック、鉛筆、色鉛筆です。特別な道具は不要で、工作用の色鉛筆やマジック
があれば装飾の幅が広がります。テープは多めに使うので、セロハンテープ
は予備を用意しておくと安心です。
作り方の手順
①ベイブレードの上部分に貼りつける絵を白紙に描きます。②好きな模様やキャラクターのデザインを自由に描きます。③描いた絵や模様に色を塗ります。④ハサミで丸く切り取ります。⑤土台となる部分を作るため、紙を丸めます。⑥丸めた紙が広がらないようにセロハンテープでとめます。⑦色を塗った上部分の紙を土台に貼りつけます。⑧上部分と土台をしっかりテープで貼ります。⑨上部分と土台を貼りつけたら土台を上向きにして置きます。⑩セロハンテープを丸めて固くしてベイブレードの軸を作ります。⑪軸を土台に貼りつけます。⑫土台の中心にしっかりと軸を貼りつけます。⑬軸を隠すように上から小さく切った紙を貼りつけます。⑭さらに上からセロハンテープでとめます。⑮コマの形になるように形を整えます。⑯マジックでコマの土台部分に色を塗ります。⑰色の上からセロハンテープを貼ります。⑱全体にセロハンテープを貼って強化したら完成です。
ポイントは、軸をセロハンテープだけで作ることと、全体をテープで強化すること。作った子の感想にも「セロハンテープで固くするとよく回る」「セロハンテープの軸を作らないとあんまり回らない」とあり、回転の安定には軸の固さが直結します。
手作りベイブレードの作り方②ペットボトルキャップと割りばしで作る発展バージョン
もう少し本格的に作りたいなら、ペットボトルのキャップを2つ合わせ、真ん中に割りばしを通してコマにする方法があります。材料はペットボトルキャップ2個、割りばし
、そして回転の仕組みを作るためのタコ糸
です。タコ糸を引っ張ると、巻きついている手前の箸が回転し、箸に巻き取られたゴムが巻き戻ることで箸が逆回転する、という仕組みになっています。
この方式は紙バージョンより回転が安定しやすく、糸を引く動作そのものが楽しいため、工作に慣れてきた子に向いています。ただし割りばしの先端やキャップの穴あけ作業があるので、低年齢の子が挑戦するときは大人がそばで見守りましょう。仕上げにビニールテープで補強すると、繰り返し遊んでも壊れにくくなります。
手作りベイブレードをよく回すコツと遊び方
遊び方はシンプルです。①両手でベイブレードの上部分を包み込むように持ちます。②指先に軽く力を入れて手回しコマのように回します。③二人でぶつけあったり、誰が一番よく回るか競争します。この3ステップだけなので、ルール説明の時間はほとんど不要です。
よく回すコツは次の4つです。1つ目は軸をできるだけ中心に固定すること。2つ目はセロハンテープを丸めて固い軸を作ること。3つ目は重さのバランスを均等にすること。4つ目は土台の形を整えて重心を下げることです。どうしても回らないときは、工作用紙のように厚みのある紙に変えると安定しやすくなります。装飾用にシール
を貼ると見た目も楽しくなり、愛着を持って遊べます。
手作りベイブレードのメリット・デメリットと注意点
メリット
材料費がほとんどかからない、失敗しても作り直せる、デザインが自由、指先の運動や試行錯誤の練習になる、といった点が挙げられます。友達と作り方を教え合うきっかけにもなり、折り紙や画用紙
など家にある材料で応用が利きます。
デメリット
市販品と比べると回転時間が短く、対戦の公平性を保ちにくい点は否めません。また、セロハンテープを大量に使うため、遊び終わった後の片づけやゴミの処理が必要です。本格的な対戦を求める場合は、ベイブレード ランチャーを使う市販の遊びと役割を分けて考えるとよいでしょう。
注意点
はさみや割りばしの先端など、けがにつながる道具を使う場面があります。小さな子どもが作るときは必ず大人が付き添い、人に向けて回したり、顔の近くでぶつけ合ったりしないよう声をかけてください。また、手作り品を公式大会で使用することはできません。あくまで家庭や施設での工作あそびとして楽しむものである点を、子どもにも伝えておきましょう。
手作りベイブレードに関するよくある質問
手作りベイブレードは何歳から作れますか?
紙を丸めてテープでとめるだけの基本バージョンなら、4歳頃の子どもでも簡単に作れるという報告があります。はさみを使う工程は大人が手伝うと安全です。
もっとよく回るようにするには?
軸を固く、重さを均等に、重心を低くするのが基本です。それでも物足りなければ、ベアリングを軸に組み込むなど、材料を変えて試してみるのも面白いですよ。
作った作品を保管するには?
テープがはがれると回らなくなるので、チャック付き袋などに入れて保管しておくと、次の遊びのときにすぐ使えます。
まとめ:手作りベイブレードは紙とテープで今日から楽しめる工作あそび
手作りベイブレードは、紙とセロハンテープだけで作る簡単バージョンと、ペットボトルキャップと割りばしを使う発展バージョンの2通りが代表的です。市販のベイブレードのような公式対戦とは性質が異なりますが、材料費が安く、失敗しても作り直せるため、工作が初めての子どもでも取り組みやすいのが魅力です。軸を固くする、重さを均等にする、重心を下げるという3つのコツを押さえれば、回り方も変わってきます。安全に配慮しながら、まずは家にある紙とテープで1個作ってみてください。

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